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グーグルマイビジネスに360度写真は登録するべき

グーグルマップのアプリ

Googleマイビジネスやストリートビューに関する質問が、ここ最近急速に増えてきています。 前回のブログでも書いたように Google は、ローカルの情報に収益機会を見出しているので、今後も地域情報に関係するマイビジネス・マップ・ストリートビュー・検索は更に深くリンクしていくことが予想されます。

店内画像の360度写真であるインドアビューと外観であるストリートビューは、登録自体は質に拘らなければスマホとアプリさえあれば可能ですし、一度登録してしまえば後の手間はほぼありませんので、対応しておくべきメリットは大きいのですが、実際に登録しておくことで、ユーザーが Google マップ等を利用した際に、どのような違いとなって表れるのかをいくつかの例をもとに比較して説明してみます。


 

| Googleマップでどのように表示されるのか?

福岡県久留米市の、とある地域の半径50m程度にある3つの飲食店を例にして、説明をすすめていきましょう。 ちなみに3店とも食事にお寄りしたこともあり Google マップでクチコミや料理写真の投稿をさせて頂いている程度に知っていることは補足しておきます。(店名などについては、すべて伏せておりますので、その点はご了承ください。)
Googleマップの表示画面

 

| 360度写真を活用している店舗の場合

まずは、A店です。 このお店は Google マイビジネスを使って毎週シッカリと投稿もされており、飲食店が活用するマイビジネスのお手本のような店舗です。 しばらく前からスマホ版アプリの Google マップでは店舗に関する情報の左隅部分にマイビジネスで登録している360度写真、もしくは Google が撮影した一番近い位置からのストリートビュー画像が小窓で表示されるようになりました。 その小窓をタップするとストリートビューにリンクするようになっています。 実際に小窓をタップしてみると…
Googleマップの店舗詳細画面

しっかりと店舗外装が360度写真として表示されています。これくらい店舗の雰囲気を前もって掴むことができれば、お店に行くお客様からしても迷うこともなく着くことができますし、またイメージが掴みやすいので集客にとってプラスになる要素はあってもマイナスになる事はないはずです。

では、実際に360度写真の画像を確認してみます。(下部のモザイク部分には、店舗名が表示されています。)

ストリートビューで店舗表示画面

また、店内のインドアビューについても登録されてありました。 お店探しをしている際に雰囲気を知りたいと思う人の割合は、6割を超えるとの調査結果もあります。 知らないお店についてハードルを感じる方は多いので、特に女性の方など雰囲気を重視する層へのアピールを考えているのであれば、前もって雰囲気を掴むことができる360度写真のメリットは大いにあります。

Googleマップの店舗表示画面

では次に、地元で長く営業されてある店舗の場合を確認してみましょう。

 

| 老舗店舗で360度写真がない場合

次は地元で長く営業されている店舗B店の場合です。 このお店は、Google マイビジネスをはじめとしたインターネットを使った情報発信は全く活用されていません。実際に、左隅の小窓をタップして確認してみると…

Googleマップの店舗詳細画面

360度写真の登録がない為に、店舗を示すマップピンから最も近い場所で撮影されたストリートビューの画像が表示されます。 この写真は店舗の裏手を通っている小道から見た画像ので店舗の場所は全く分かりません。 こちらのB店と同じように道路から奥まったところに店舗があり、本来の入口となる道路以外の裏手などに道路が走っている場合、予想していなかったような画像が掲載されていることがありますので注意が必要です。 またビルなどにテナントで入っている場合も、登録しない限りビルの外観しか表示されないことを理解しておいてください。

ストリートビューの表示画面

但しB店の場合には、古くからのしっかりした固定客があって、地元の人づてに新しいお客様が増えるタイプのお店でもあるので、何もネット対策していなくてもクチコミの件数と高い評価がある点は大きな強みです。

また、客数とサービスには関係性がありますので、集客をして顧客数を増やすと目が行き届かずにサービスの質が落ち、その結果として客離れに繋がるリスクはあるので、客数については現状維持という方向性も飲食店経営における選択肢の一つでしょう。

しかし、客数を増やしたいと考えるのであれば、360度写真を含む、Google マイビジネスのサービスを活用することは、もともとの土台があるだけに費用対効果も高く短い時間で結果に結びつく可能性が高い方法の一つです。

では最後に、まだ開業してさほど時間が経っていない店舗の場合を確認してみましょう。

 

| 開業後間もなくで360度写真がない場合

開業後あまり時間が経っておらず、近隣には Google マイビジネスを活用している店舗や、活用していないものの固定客がしっかりいる老舗の店舗が存在しているなかで、それらの競合店と競い合う必要があるC店を見てみます。

登録がないのでB店と同じく店舗のマップピンから最も近いストリートビュー画像が表示されています。 実際の画像についてはB店とほぼ変わらないので、ここでは省略しますが、クチコミも少ないために評価の点数についても表示されていません。(ちなみに2件のクチコミの1件と、表示されている写真は自分が投稿したモノです。)

Googleマップの店舗詳細画面

時間をかけB店と同じようにお客様を作り上げていく方法も一つの方法ですが、その時間を短縮するための選択肢として、360度写真をはじめとする店舗PRの手段となる、Google マイビジネスを活用することには意味があります。

ここで取り上げたのは、Google マイビジネスにおけるサービスのほんの一部である1枚の360度写真ではありますが、競合店との関係性を含め、自社の集客を考える上での情報発信の役割としては考えるキッカケになるのではないでしょうか。ぜひ自社がどのように、Google マップ上で表示されるのか、周りの店舗がどのように見えるのか、この機会に確認されて下さい。

もう少し具体的にグーグルマイビジネスについて知りたい。実際にどのように360度写真を撮影すればよいのか。そんなご質問・ご相談がございましたらグーグルマイビジネスのスタートから、更新まで対応している弊社までお気軽にお問合せ下さい。

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