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Googleマイビジネスを使うべきシンプルな理由(定量的要素)

Googleマイビジネス管理画面

 九州の様々な場所で、Google マイビジネスについてのセミナーを行わせて頂くことが多いのですが、Google マイビジネスを自分のビジネスに活かしたいと思ってお越しになられている方や既に取り組んでいる方々は、前もって Google マイビジネスがどのような仕組みなのかを理解してこられるので、解説もやりやすいのですが、興味はなかったけど周りから誘われて…ちょっと始めてみようかなと、まだ Google マイビジネスに触れたこともない方からは、Google マイビジネスをまだ理解されてない分だけ、ド直球の質問を頂くことが多々あります。

普段は、Google マイビジネスを使っている方達に向けての記事を書くことが多かったので今回から数回にわたっては、 Google マイビジネスにまだ全く触ったことがない方達に向けて、Google マイビジネスの特徴などを述べてみます。

もちろん普段からしっかり取り組んである方も、登録したものの最近はインスタグラムが忙しくて触ってないな…そんな方達にとっても、Google マイビジネスの基本を見直して頂ける機会になるといいかなと思います。

なぜ Google マイビジネスを使った方がいいのか?

| 利用者の数が断トツに多い

Google マイビジネスを利用する理由は、決して一つではないのですが、まず第一に「定量的(状況や状態を数値化して表わすこと)」な理由を挙げるとするならば、それはすごく簡単で「 Google ユーザーが多い」という点、これに尽きます。

日本国内の検索エンジンシェアは Google がトップで76%、2番手のYahoo!が15%です。

単純に考えてみると、スマートフォンユーザーの4分の3にあたる人たちが、何かを調べる時には Google を利用しているということです。 例えば、あなたが飲食店を経営しているとするならば、あなたのお店の前をスマホを持って歩いてる4人のうち3人がGoogleを利用していろんな物事を検索しています。

例えば、CIENSの会社がある福岡県久留米市であれば人口30万人。 その7割にあたる21万人がスマホを持っていると仮定します。 そのスマホユーザーの76%が、何かを調べる時の検索に Google を利用してるとすれば、30万人×7割のスマホ保持者×76%の利用者=15万9,600人、約16万人は Google 検索ユーザーということです。

ちなみにYahoo!を使っている方は、同じ方法で計算すると3万1,500人です。(Yahoo!には、Yahoo!ロコという Google マイビジネスと同じようなサービスがありますので、そのうち機会があればご紹介します。)

この Google とYahoo!を合わせた数字で19万人を超えますので、久留米市のスマホユーザーの9割超になります。 逆に考えれば、検索されるあなたのビジネス情報については、この2社のサービスを使っておけば、それ以上は特に必要ないかもしれません。

| なぜユーザーが多ければいいのか

では、なぜユーザーが多ければよいのでしょう。 これも答えは単純です。 ユーザーが多ければ、それだけあなたのビジネスのことを知ってくれる人が多くなる可能性が高まります。

例えば、あなたのお店なりビジネスが集客のために、新聞に折り込みチラシを入れることにしたとします。 A新聞は1万部の部数で、B新聞は10万部の部数だったとします。仮に費用が同額だったとするならば、あなたはどちらの新聞に折り込みチラシを入れますか?

答えはB新聞ですね。 それはたぶん頭の中で『費用が同額ならば、10万部にチラシを折り込んだ方が、より多くの人に見てもらえる。』という考えが働いたはずです。

それと同じで、インターネット検索を使う4人に3人がGoogleを利用しているのであれば、まずは Google に自分のビジネスをどのように表示させるのかが数の上からも大切になるという単純な話です。

このようにセミナーなどで説明していると『 CIENSは、Google マイビジネスのサポートや、Google ストリートビューの撮影をしているから Google をプッシュしているのではないですか?』と、ちょっとイジワルな質問を受けることがありますが、それは残念ながら間違いです。 その理由も単純に数字に依っています。

| 状況に応じてツールは変わっていい 

 現在の状況で、Google が76%の検索エンジンのシェアを持っているから、Google マイビジネスを使うことを勧めているだけで、Yahoo!検索のシェアが Google を上回ったり、新しい画期的な検索サービスが登場すれば、CIENSは躊躇なくそちらをプッシュします。(現状すぐにそのような状況になる可能性は低いと思いますが。)

もっと言えば、Google マイビジネスを使用するよりも、新聞の折り込みチラシや、地域で発行されるタウン誌やフリーペーパーに掲載する方が効果が高い状況もあるはずです。

また、インスタグラムやTwitterなどのSNSや、LINE、そして飲食店や美容室・サロンを紹介するインターネットサービスを使う方が効果が高い場合もあるかもしれません。

ちなみに、ここに挙げたサービスの中には費用がかかるものもありますが、 Google マイビジネスは基本、広告以外のすべての機能を無料で利用することができます。 このことは、例に出した新聞の折り込み等と大きく違う点です。( Google マイビジネスを有料化するとの噂も出ては消えしています。個人的には基本的な機能は今と同じく無料のままで、一部のオプション的な機能のみを有料化する可能性はあると思っていますが、果たしてどうなるでしょうか。)

この無料で利用できること、そして多くの人々の日常の行動から想定する使うべき理由、日々の仕事との兼ね合い等について、次回以降で書き進めてみます。


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