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集客に Google マップを使わないのはもったいない!

グーグルマップのアプリ

消費税が増税になり景気の悪化が懸念されています。 特に今回の増税では軽減税率という分かり難い仕組みもあり、外食は10%、内食ならば8%のままという飲食店にとっては確実に客数が減少し、その他にも軽減税率に関係のない業種にとってもマイナスの要因なることは間違いありません。 しかし景気が悪くなったのでうちの店は倒産しても仕方がない…などと考える経営者はいないはずです。

しかし客数を維持するために広告費をバンバン使える経営者も限られてきます。 そんな方達に向けて「なぜ Google マップを集客に有効活用しないの?」という点を、Google ストリートビュー認定フォトグラファーとして九州一円の中小零細企業や自営業のお客様をサポートしている CIENS株式会社の中の人が説明してみます。

 

| お客様の行動から考えてみる

例えば、ランチをするお店を探しているカップルがいるとします。 もちろん近くにあるお店を見回しながら美味しそうなお店を探したりもするでしょうが、ほとんどの人は手元に持っているスマートフォンを使って検索したり、アプリなどを利用してお店を探すはずです。 そのような際に最近よく利用されるようになってきたのが” Google マップ “です。

集客と情報量の関係

ちなみに、Google マップは、ニールセンデジタル調べの「Tops of 2018: Digital in Japan」によると、国内で使用されるアプリの中でLINEの次に利用者が多いアプリで月間約4,000万人が利用しています。 この数字は「映え」という単語が当たり前になったインスタグラムや、Twitterよりも1,000万人~2,000万人弱多い数字です。 その割に特にメディアで紹介されたり話題になったりすることが少ないのはLINEと同じく、多くの人が当たり前のように使う社会の情報インフラの一つになってしまったからです。

そのような Google マップですが、Google は常に微調整や大幅なアップデートを加え、より多くの人に使ってもらえるような利便性の高い仕組みを目指しています。 特にここ最近は、飲食店であれば料理の写真とメニュー名を連携させたり、雑貨やアパレルなど商品を取り扱っている店舗については商品カタログを表示させるなど多機能化してきており、言い換えるならばマップに表示される店舗情報が、簡易的なホームページの要素を持つようになりました。

Google マップを利用したスマホユーザーに対して、そこにどのように自分のお店の情報を表示させるのか、そのことがマップ上でお店やサービスを目立たせることにもなりますし、情報を上手に Google マップに表示させることが検索上でも有効であることが知られてきました。

ここで話をカップルの行動に戻すと、お店を探すカップルにとって Google マップ上で情報が豊富にあり、どのようなランチができるか想像できるA店と、情報がほとんどなくどのような食事になるか予想がつかないB店があったとすれば、大多数のカップルはA店を選択するはずです。

このお客様の行動パターンが Google マップを集客に活かすために情報を掲載しておかなければならない大切なポイントです。 これは飲食店を探す人だけに限った話でなく、美容室や雑貨・アパレル、マッサージや整骨院など、ほぼ全てのお客様商売に関係します。 本当かな…と疑う人もいらっしゃるかもしれませんが、出かけた先で実際に Google マップを使ってお店などを探した人の割合は、かなり多いのではないでしょうか。

この Google マップという月に4,000万人弱が利用するアプリの画面に、自分の店舗やサービス・ビジネスに関する情報が魅力的に表示されるかされないか、このことは集客にとって大きな要素になります。

 

| 効率を考えてみる

このように説明をすると『ホームページがあります』『インスタグラムを使ってます』『Twitterで発信してます』『LINE@を…』と仰られる方がいらっしゃいます。 ここで間違ってほしくないのですが、決して他のサービスがダメだと言っている訳ではありません。 効率や効果を考えたときに” Google マップ”を活用することは、かかる手間の割にリターンが大きいサービスであることを理解していただきたいだけです。

導線には役割がある

例えば、どれだけ魅力的なお店のホームページがあったとしても、いきなりホームページを探し始める人はいません。 あくまでホームページは、お客様にお店を発見して興味を持ってもらい、その次によりお店を知ってもらうための道具です。

これは、インスタグラムやTwitterも同じことで、来店してくれたお客様をリピーターに、そして最終的にはお店のファンとして常連客になってもらう。 そのような目的では Google マップよりも効果は断然高いサービスですが、まずお店を探しているお客様に対して使うサービスではありません。 例えるなら、お肉を切るのに包丁ではなくノコギリを使うようなもので、切れないことはないけど道具としては不適当。 つまり集客に効果がないことはないですが、新規の集客を求めるなら他に効果が高くもっと適切なサービスがあるというだけです。

LINE@についても同様で、お客様の再訪やリピーター化には役立ちますが、お店を探す人が求めている機能とはちょっと違います。

イメージして頂くとより理解しやすいと思いますが、お店を探す際に自分がホームページやインスタグラム・Twitter、LINE@のアプリを起動させるかということです。 また周りの方にそんな使い方をする人がどれくらいいるかを思い返してみると納得いただけるのではないでしょうか。

最初にお店を見つけてもらう、このことを“購買モデルのDECAX”では、発見(discover)と言います。 Google マップは、このお店を発見してもらうことに強いサービスだからこそ、上手に活用しなければもったいないのです。

実際に、Google マップにどのようにお店の情報を表示させることが出来るのか、その点については” Google マイビジネス”というサービスを利用することになりますが、その紹介は別の機会にさせて頂きます。

今回は、なぜ Google マップを集客に利用しないともったいないのか、その理由について解説させて頂きました。


今回の記事を読んで、Google マップにお店やサービスの情報を充実させたい。Google マイビジネスってどのように使えばいいの、そんな疑問や質問がありましたら、ぜひ CIENS の無料相談をご活用ください。 九州一円を飛び回っていますので、きっとあなたのお店の近くにも来ているはずです。

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